養命酒からハーブをつけたホットワイン登場!本格レシピと比べてみた!
欧米では、クリスマスの定番の飲み物。
最近、日本でも、冬場の屋外のイベントなどで見かけるようになった「ホットワイン」
少しづつ定着してきているようですね。
そこでに目をつけたのでしょうか、養命酒製造㈱から
ハーブを漬け込んで造られたホットワイン、
「HER HERBS(ハー・ハーブス)Hot wine」
が2016年11月1日より発売です。
一体どんなお酒なのでしょう?
そもそも、本物のホットワインを知らないと比べようもないですよね?
なので、本格的なホットワインとはどんなものか?レシピなどを紹介して
比べてみたいと思います。
目次
ホットワインは和製英語!?
そもそも「ホットワイン」は日本だけの呼び方。
ドイツ語の「グリューワイン」や英語の「モルドワイン」という言い方の方が一般的です。
そして、欧米ではクリスマスの飲み物として
家庭で手作りで作って楽しむようです。
ですので、家ごとに色々な作り方があるようですが、基本的には
ワインにフルーツとスパイス類を鍋に入れて温め、
砂糖(はちみつ)を入れた飲み物です。
養命酒のホットワイン
養命酒といえば、生薬をお酒で抽出したあの「養命酒」が頭に浮かびますが、
最近では、「ハーブの恵み」や「ハー・ハーブス」というアルコール飲料も発売されています。
若い女性をターゲットにした展開を進めていきたいのでしょうね。
「生薬」と言われると古臭いイメージですが、
「ハーブ」ならオシャレ感が出るからでしょうか。。
特に、女性は冷え性の人が多いので、ハーブを使ったホットワインなら
試してみたい人は多いのではないでしょうか?
配合しているハーブ
生姜、キャロブ、ブラックペッパー、エルダーフラワー、スターアニス、シナモン、クローブ、カルダモン、エキナセア、花椒、カモミール、レモングラス、チンピ
以上、13種類です。
養命酒ではこれらのハーブを煮出すのではなく、
養命酒をつくる技術を活かして漬け込んで作っているそうです。
本格的なグリューワインのレシピ
それでは、欧米で実際に使われているレシピを紹介してみましょう。
材料
・赤ワイン ・・・ 1本
・ブラウンシュガー ・・・ 60g
・シナモンスティック ・・・ 1本
・ナツメグ ・・・ 少々
・スライスオレンジ ・・・ 1/2個
・ローリエの葉 ・・・ 1枚
・ジン(お好みで) ・・・ 60ml
作り方
・ジン以外の材料を鍋に入れ、ゆっくり火にかけます。
・砂糖が溶けるようにかき混ぜます。
・温まったら最後にジンを入れて出来上がり!
本格グリューワインと養命酒ホットワインの比較
グリューワインに使われているハーブは主に風味付けです。
ワインを少し温めただけでは、ハーブの有効成分を出し切っていません。
ハーブの種類も、多くて4、5種類くらいです。
しかし!養命酒はさすがに、女性の悩み「冷え」と長年闘ってきた経験が活かされているのでしょう、
生姜が配合されています。
その他、養命酒にも使われている、クローブ(丁子)、シナモン(桂皮)なども
体を温める働きをしてくれます。
その他、グリューワインでもしばしば使われるスパイスのスターアニス、カルダモンも入っています。
その他のハーブやスパイスは、
まだ、ハーブ酒に馴染みのない日本人の舌にも合うように調合されているようです。
養命酒ホットワインの凄いところ
①製法のこだわり
ハーブそのものをお酒に漬け込み成分を抽出する「合醸法(ごうじょうほう)」により
本格的なグリューワインよりも体を温める有効成分がしっかり引き出せている。
②ハーブのこだわり
養命酒のように十種類以上のハーブを組み合わせ、日本人の味覚に合わせるだけでなく
体を温める処方になっている。
まとめ
養命酒がホットワインを造ったら、こうなった!
という感じがすごく出ている商品です。
日本でも本格的に冬のホットワインを楽しむ習慣が定着するかもしれません。
しかも、日本ならではのテイストが発展すると面白いですね。
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