湿気った味付け海苔をパリパリに復活!3つの方法を検証
行楽に欠かせないのは”おにぎり”
おにぎりに欠かせないのが”海苔”
関西人にはおにぎりには味付け海苔が定番。
でもこれって関西だけなんですよね。
東京に行くと味付け海苔のおにぎりは売ってないし、
味付け海苔自体があまり売ってません。
そんな関西人がこよなく愛する味付け海苔。
その命はパリパリ食感!!
でも、その寿命は意外と短いんです。
でも、簡単な方法で復活させることができます!
味付け海苔の寿命
ここでいう寿命は賞味期限ではなくて、
開封後のことです。
普通の焼き海苔に比べて、味付け海苔は
調味液が塗られている分、さらに湿気りやすい。
なんとその寿命は、開封後3分もすればパリパリ感が失われます。
まるでウルトラマンのようなんです。
味付け海苔は通常水分が5%以下になるように包装されています。
開封後、数分も放置するれば、水分は5%を上回ってしまいます。
思い起こしてみれば、
味付け海苔は数枚を小袋に包装されているのはそのためだったんですね。
それでも、一枚目を食べた時と最後の一枚を食べるときは食感が違っています。
食べきれなかった海苔はもう間違いなく残念な状態になってしまいます。
パリパリ海苔への復活方法
一度に食べきれなくて、残念な状態になってしまった海苔を
簡単に復活させれたらうれしいですよね。
概ね紹介されている海苔の復活方法は下記の3つ。
どれも簡単ですが、
味付け海苔を復活させるのに一番適しているのは
3つの方法のうちどれだと思いますか?
① 電子レンジ
・ キッチンペーパーの上に海苔を並べる
・ 30秒~2分 こまめに様子をみながらチンする!
② トースター
・ 1分ほど余熱
・ 30秒ほど加熱
③ フライパン
・ フライパンを中火で余熱
・ 裏返しながら30秒ずつあぶる。
焼き海苔ではなく、味付け海苔の場合、
調味液がついている分「焦げやすい」というデメリットがあります。
一番パリッとしやすいのは②のトースターですが、
少しでも気を抜いて長く加熱しすぎると焦げて苦くなってしまいます。
実際にやってみてお手軽なのは①の電子レンジです。
加熱しすぎないように、30秒を過ぎたら30秒ごとに扉を開けて
焦げていないか確認。それを何度か繰り返せばOK。
電子レンジは準備が簡単なうえ、加熱具合の調節がしやすいので
味付け海苔の復活に一番適しているのは①の電子レンジです。
そもそも湿気させない
海苔の天敵は「湿気」。
水分さえ低く管理できれば1年でも品質はもちますが、
水分がわずか8%になっただけで、3か月もすると変色して
品質が落ちてしまいます。
そこで、そもそも湿気させない事が大切です。
食べ残した味付け海苔も次に紹介するようなストッカーに入れれば
復活してくれます。
このストッカー。仕組みは単純です。
密閉容器に乾燥剤が入っているだけです。
お菓子についているビーズ型の乾燥剤を集めておいて、
密閉容器に入れれば手作りのストッカーも作れます。
乾燥材を再利用する時に、ビーズの青い球が赤になっていたら
吸湿してしまっているサインなので、青色に戻るまで電子レンジでチンしましょう!
冷蔵庫保存は?
冷蔵庫の中は湿度は低いのですが、 他の食材の匂いが海苔に移ってしまったり、
食品が大量に詰め込まれている場合は
必ずしも乾燥状態にあるとは言い切れません。
また、夏場などは、冷蔵庫から取り出した海苔が結露してしまう可能性もあり
あまりお勧めできません。
まとめ
味付け海苔の復活の方法は
焼き海苔の復活の方法と同じですが、
焦げやすさを考えると、電子レンジが一番適していました。
そもそも、湿気させない事がおいしく頂くためのポイントです。
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