かき氷シロップ 実は同じ味?健康的手作りシロップレシピ!
熱い夏にはかき氷といえば、お祭りの出店で食べるのは風情があっていいものです。
一番人気はダントツで「イチゴ味」だそうです。
しかし、ふと 「これって、イチゴの味だったっけ?」と思ったことありませんか?
そうなんです。かき氷のシロップのイチゴ味はイチゴの味ではないのです。
かき氷シロップは同じ味?
かき氷のシロップはお祭りで食べたほうが美味しい気がしますが、かき氷機とシロップがあれば家庭でも食べられます。
スーパーで「イチゴ」「メロン」「レモン」などのシロップを見かけますが、それぞれの原材料表示を見るとどれも同じなのです。
一般的なかき氷シロップの原材料は次の様なものです。
糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、香料、酸味料、色素
基本的に、どの味にも元の果実の成分は一切入っていません。
味の違いを作っているのは、香料と色素です。
香料の仕掛け
そして、その香料も「メロン」や「レモン」は元の果実の香りの成分を似せて合成的に作ったものですが、
「イチゴ」に至っては、元の果実の香りとは全く違う、完全に人工的に創りだした味なのです。
人は何故かあの味をイチゴ味と思ってしまうのです。
そして、その暗示の効果を高めてくれるのが、あの真っ赤な色でもあります。
色素の仕掛け
人間は食べ物の味を8割がた見た目で判断しているのです。
試しに、目隠しをしてかき氷を口に入れて、何味かを当てるゲームをしてみても分かる通り、
すぐに正解できる人はほとんどいません。
かき氷の上に赤いシロップが掛かっている状態を見ただけで人は
それは「イチゴ味だ」と認識してしまっているのです。
裏側を知ると、、、
なんだかとても騙されているようでガッカリしませんか?
夢を壊されるようで聞きたく無かった事かもしれませんが、
知ってしまった以上はその原理を上手く使って利用していきましょう!
安心手作りシロップのススメ
家庭でのかき氷は子どもたちには大人気ですよね。
買ってきたかき氷シロップをかけてあげると、嬉しそうに何杯もお代わりしませんか?
食べた後の舌に見事に色がついているのを見ると、ちょっとした罪悪感を感じてしまいますよね。
そこで、安心安全な自然の材料からシロップを手作りしてみませんか?
また、かき氷シロップって、1シーズンで使い切れる自信がなかなか持てなくないですか?
冷蔵庫でベタベタになってしまっているシロップもあまり気持ちの良いものではありません。
必要な時に必要なだけあれば良いので、普段家庭にある物で手作りが出来れば言うことなし!です。
手作りシロップ
材料:
100%ジュース 100cc
砂糖 100 g
作り方:
1.以上の材料を鍋に入れて、煮立たせないように温めながら溶かす。
2.冷やせばシロップの出来上がり!冷めるととろみが出てきます。
ポイント:
どんな100%ジュースを選ぶのか?がポイントになります。
先ほど、かき氷のシロップの裏側で学んだ様に、見た目が8割なのです。
この色は、この味!とすぐに連想できるものが良い訳です。
オススメの100%ジュース
- グレープ:紫色はかなりかなり分かり易いです
- オレンジ:オレンジ色なら問題ないはず。風味もしっかり
- ミックスベリー:なかなか無いですが、赤い色は外せません
まとめ
如何でしたでしょうか?
やはりまだ「かき氷のイチゴ味」はイチゴ味として楽しみたかったでしょうか?
お祭りではあの「イチゴ味」を楽しんで頂き、
ご家庭では健康志向なかき氷を楽しんでみてはどうでしょうか?
お子さんと一緒にシロップを手作りしてみるのも楽しいですよ!!
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