足の臭いは重曹で解決!?徹底検証
これからのシーズンは足ムレするので、座敷に上がると。。。
自分が気になるのもありますが、他人に臭いと思われていないかと心配。
そんな時、手軽に試してみることのできる「重曹」
その正しい使い方を検証してみました!
目次
重曹が良いと言われる理由
1.ニオイ物質を吸着する
足のニオイは足のアカや皮脂を微生物が分解して発生します。
足の裏は汗ムレによって適度な水分、温度が揃うと微生物が大繁殖!
そしてイソ吉草酸などのニオイの原因物質が作られます。
このような物質は重曹のようなアルカリ溶液に溶けやすい性質があります。
2.安全
重曹は食品添加物でもあります。食べても害がないことが明らかなので安心して使用できます。
また重曹水はアルカリ性ですが、ものすご~く弱いアルカリ性なので安心です。 しかし、肌の弱い方は慎重に試してみてください。
3.安い
スーパーやドラッグストアで手軽に入手できます。 1袋に500gくらい入っていても数百円程度です。
重曹がニオイを吸着する仕組み
足のニオイ物質は主にイソ吉草酸をはじめとする低級脂肪酸類。
酸という名前がついている通り酸性を示します。
また、脂肪という言葉の通り水より油に溶けやすい性質があります。
これらの物質は真水には比較的溶けにくいのですが、重曹水などのアルカリ性の水に溶けやすい性質があります。
一旦、水に溶けやすい形になるとニオイ成分として漂ってきにくくなります。
重曹で足の臭いを防ぐ方法
1.足湯
毎日のお風呂の時に洗面器に重曹を大さじ2~3杯入れて、足をつけます。
イソ吉草酸はほんの少しでも臭います。 石鹸で洗い落としても落としけれなかったイソ吉草酸を重曹水にしばらくつけて洗い流します。
多くの人がこの方法でしつこい臭いが抑えられたと言っています。
しかし、中には効果が無かったという人もいます。
恐らく、人それぞれ臭いの原因が違っているのかも知れません。
手軽に始められる方法なので一度試してみるのは良いことですが、少し注意した方が良いこともあります。
重曹足湯の注意点
ここで重曹足湯の注意点を挙げておきます。
重曹と酸を混ぜない
重曹とクエン酸やお酢などの酸を加えると、炭酸水のように二酸化炭素の泡が出てきます。
入浴剤のようで気持ちよさそうですが、足の臭いを取る効果は期待できなくなります。 何故なら重曹のアルカリ性を無くしてしまっています。
重曹水には殺菌効果は期待できない
臭いを発生させている雑菌を減らすのも有効な方法ですが、酢酸には若干の殺菌効果は知られているものの、重曹水には殆ど殺菌効果は期待できません。
水虫などがある場合はその治療が先
水虫などがある場合、皮膚がめくれていたり傷があると刺激になって悪化する場合があります。 そもそも痛くてつけられないかも知れません。
水虫による剥がれた皮膚や浸出液などは雑菌の大好物ですので、臭いの原因が水虫である事は十分考えられます。
その場合は水虫治療が先決です。
2.重曹で靴の消臭
足の臭いも気になりますが、靴からの臭いもケアが必要です。
1日履いた靴の中はムレムレ。 数足を回し履きしてかいた汗を乾かすことが出来ればいいのですが、湿気の多い季節には乾き切らないことも。。
そんな時には、使い古した靴下に重曹を詰めて「重曹臭い取り袋」を作って、靴の中に入れておきます。
重曹は湿気を取るのと同時に臭いも吸収してくれます。
特に、冬場のブーツなどは乾きにくいのでオススメです。
3.重曹スプレー
150mlの水に重曹を小さじ1杯を溶かし100均のスプレーボトルに入れます。
外出時、靴を脱いだ時に靴下の上からひと吹き。 応急処置用ですね。
他にも衣類やカーテンの臭い取りにも利用できるそうです。
まとめ
1.水虫がある人はまずその治療
2.重曹足湯を試す
3.重曹臭い取り袋で靴の消臭
4.重曹スプレーで応急処置
まずは、お金をかけずに少しの手間をかけて足のケアをするは如何でしょうか?
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