アボカドの種の食べ方!種茶はダイエットに効果的!?

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アボカドの種の食べ方として、最近テレビで取り上げられ、注目されています。 種を輪切りにして水で煮だし種茶として飲む。というもの。 1日に1L飲めばダイエットに有効とか。。 ちょっと気になる情報なので健康食品の現役開発者が独自に調査してみました。

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アボカド種茶でダイエットとは

テレビで取り上げあげられた種茶の作り方はだいたい次のような手順。

1.アボカドの種を1cmくらいにスライス
2.1Lの水に入れ30~40分煮だす。

煮だすとだんだん色が濃くなるそうです。味の方はあまり美味しくはないようです。そしてそれを1日で飲めばダイエット2週間で8kg減!と有名人が言ったので、注目されたようです。

 

アボカド種茶ダイエットの嘘?本当?

次に気になるのは、なぜアボカドの種茶がダイエットに効くのか?です。

そういう疑問を持つのは職業柄でしょうか、新しい情報が来ると科学的に検証してみたくなるんですよね。。

今のところネットで紹介されているアボカドの種に含まれるダイエットに有効な成分は「水溶性の食物繊維」となっていました。

これには甚だ疑問が残ります。食物繊維がダイエットに効くためには数グラムという量が必要になります。それを殆どが水分である「お茶」で摂るのはナンセンス。 1日に1Lも飲むのはそれなりに苦労するはず。 ダイエットに効果があるとしたら、大量の水分を摂った事によるように思えます。

 

メキシコ人もびっくり!!アボカドの種に含まれる成分

それでも、なんの利用価値もないと思っていたアボカドの種が食べられるというのは面白い話です。

実は、私、アボカドの栽培されている山を視察するためにメキシコまで行ったことがあるので、アボカドには思い入れも強いのです。 しかし、本場メキシコでも種の食べ方は聞きませんでした。 😥

独自に調査したところ、アボカドの種に含まれる成分は研究されており、色々な成分が入っている事が知られています。 また、種だけでなく葉も同じように一部で食用に利用され、成分が研究されています。

ポリフェノール類
アボカド種茶は渋みがあるようですが、その辺りはこのポリフェノールによるものかも知れません。 ポリフェノール類は抗酸化作用が期待できます。

サポニン類
サポニンはエグみの原因になることが多いです。高麗人蔘の有効成分としても有名なサポニン類。 色んな種類がありますが、大豆のサポニンには脂質代謝に有効などの報告があります。

テルペン類
植物の作る香りの元になる事が多い成分。 アロマテラピーなどにも利用されますが、多くの漢方薬などの有効成分となっている事も。

アルカロイド
窒素を含む成分。 アルカロイドには少量で強力な作用を持つものがあり、薬になったりすることもある成分。 身近な例ではカフェイン、ニコチンなど。

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最新の研究成果!アルツハイマー病に効く!?

2016年3月に発表された研究結果で、アボカドの種茶はアルツハイマーに効く可能性がある事が発表されました。

J Basic Clin Physiol Pharmacol. 2016 Mar 1;27(2):131-40

「アボカドの葉と種の水抽出物は抗酸化作用とコリンエステラーゼ阻害作用が試験管内試験で確認されました」

この論文を読んでみると、驚いた事に、

アボカドの葉や種を煎じてのむ習慣は伝統的に知られており、なんと!アルツハイマー病の進行を抑えるのに利用されていたのだそうです。

そして、その伝統的な使われ方を科学的に検証したところ、コリンエステラーゼ阻害という作用がある事が分かりました。 コリンエステラーゼ阻害剤は現在アルツハイマー病の進行を抑える為に処方するお薬の作用の一種です。

この研究は、まだ試験管内試験のみなので、生体に対して有効なのかどうかは、更なる研究が必要との事です。

しかし、伝統という人類の知恵には大きな期待が感じられます。 ダイエットよりも大きな使命がアボカドの種にはあるのかも知れませんね!

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